travelmarket reportによると、米国でラグジュアリートラベルアドバイザーとして個人で旅行会社を運営するRalph Iantosca氏は、コロナ禍でサブスクリプション型のビジネスモデルに切り替えて順調な滑り出しを実現している。

コロナ前は年間450万ドルから500万ドルを売り上げていたが、パートのアシスタントを雇ってもスーパーの店員のように次から次へと予約を処理するのに精一杯の状況で、それに嫌気が差していたところにコロナ禍で大量のリファンドが入って顧客の一部は自分を消耗品のように扱っていると感じて決定。

顧客リストの中から、資産に関係なく自分を正しく評価してくれる人々を選んで提案していった。

当初は年間3500ドルとしていたところから後に5000ドルへ値上げしたが、昨年6月に募集を開始して早秋には50人の枠が埋まり現在はウェイティングリストも生じている。

5000ドルに対してIantosca氏は年間20時間のサービスを提供。超過時間は追加料金を徴収するが、顧客によっては40時間、60時間をあらかじめ申し込んでいるという。