10月14日で運航を停止し歴史に終止符を打つことが決まったアリタリア－イタリア航空だが、未使用のマイルがどうなるかEuronewsが答えている。

コロナ禍で旅行が困難なこともあり、現時点で500万マイルが未使用の状態で残っているとのこと。10月15日以降の特典航空券を予約済みの場合は14日までの便への振り替えかマイルの返還が可能だが、未使用分についてはすでに予約の受付は終了しており、今のところどうなるかは不透明。

EUのルール上、ロイヤルティプログラム「ミッレミリア」を新しいフラッグキャリアであるITAが引き継ぐことは認められず、公募にかけられることになる。スーパーマーケットの企業が購入するようなこともありえ、既存マイルについては新しいオーナーが決定することになるという。

なお、Euronewsでは、未使用マイルの使途として難民を支援できる「Miles for Migrants」のサービスも紹介している。