TTGによると、米国がワクチン接種を条件に全世界からの旅行者の受け入れ再開を決定したことを受けて、国際航空運送協会(IATA)のウィリー・ウォルシュ事務総長は「大きな前進」と歓迎しつつ、ワクチンを接種できない旅行者も忘れてはならないと警鐘を鳴らした。
ウォルシュ氏は次の課題として、「ワクチンを接種できない旅行者のリスクを管理する仕組みを構築する」ことを挙げ、検査がその主要な解決策であるとしつつ、「政府間でグローバルでのワクチン接種を推進し、さらに検査のリソースはワクチン未接種者に集中する」ことでコロナ前の旅行の自由を取り戻さなければならないと訴えているという。