Routes Onlineによると、アメリカン航空はこのほどインドのインディゴとコードシェア運航を開始することで合意した。インド国内の29路線が対象で、当局の承認を待って10月に開始する計画。
アメリカン航空は、10月3日にニューヨーク・JFKからデリーへ、来年1月4日にシアトルからベンガルールへの路線を開設する計画で、コードシェアはインディゴが運航するデリー以遠の14路線とベンガルール以遠の15路線が対象。
アメリカン航空のインド路線は、2012年3月に不採算を理由にシカゴ・オヘア/デリー線を運休して以来となる。
ちなみに、Simple Flyingによるとアメリカン航空は超長距離路線の運航に意欲的で、JFK/デリー線も約1.2万kmだが、ニュージーランドへの就航なども予定しており、飛行時間が14時間、15時間となるような路線の開設に今後も積極的に取り組んでいく方針。
B787-9を導入した理由の一つはそうした超長距離路線が運航可能であることで、実際に飛ぶ場合にはエコノミーを減らしてプレミアムエコノミーを増加するなど座席構成を見直す可能性があるという。