TTGによると、国際航空運送協会(IATA)は2022年の航空旅客数が34億人となるとの予想を示した。これは2014年と同程度の数値で、今年の23億人予想からは回復するものの45億人だった2019年には遠く及ばない。

また航空産業の来年の損失も、今年の518億ドルからは改善するものの116億ドルになるとの予測。今年の損失は、今年4月の段階では477億ドルを想定していたが今回引き下げられている。

昨年の損失額についてもこれまで1264億ドルと見ていたが1377億ドルに変更しており、2020年から2022年までの合計額は2010億ドルに達するという。