AIRLINE WEEKLYによると、10月14日にアリタリア-イタリア航空が運航を終了してからフラッグキャリアの立場を引き継ぐ予定のITAについて、デルタ航空とルフトハンザ・グループが提携に意欲を示している。

両社のCEOが国際航空運送協会(IATA)の年次総会の場で、ITAとのコードシェアやインターライン、合弁事業を含めた戦略的提携に意欲を示したもので、現時点では株式投資のアイディアは出なかったとのこと。

デルタ航空はアリタリアと1990年代からの長い関係がある一方、ルフトハンザは現在のスイスインターナショナルエアラインズがかつてのスイス航空の名を引き継がずルフトハンザグループに所属しているように、ITAもアリタリアを名乗らずにルフトハンザをパートナーとすることが成功の秘訣だとアピールしているという。

なお、ITAは10月15日に運航を開始する計画だが、最近の報道では3月にずれ込む可能性もあるという。