コンデナスト・トラベラーがこのほど発表した読者投票による魅力的な大都市のランキングで、上位3位を日本の都市が独占した。80万人以上の読者の投票を集計したもので、1位は東京、2位は大阪、3位は京都となった。
東京については、超近代的なまばゆい高層ビル群と静かな寺院、独特のストリートスタイルと何世紀も続く礼儀作法など、相反する魅力を併せ持ち、地球上で最もミシュランの星が多いことなどに触れ、「目が覚めるのが惜しい夢のような場所」であると紹介。
また、大阪についても、東京や京都に比べて影が薄いが、たこ焼きやお好み焼きなどの名物料理がある日本有数の食の都であること、そして「ニューヨークやボストンに匹敵する野球文化」が熱狂的なファンによって育まれていることを説明している。そして、京都はすでによく知られているが静かに変化も起きており、ジンの生産が盛んであることやミシュランの星付きレストランが約100軒存在することなどが示されている。
4位以下はシンガポール、イスタンブール、メキシコのメリダ、マラケシュ、ポルト、バンコク、ソウルの順となった。
また、「スモールシティ」部門も発表されており、1位から順にサンミゲル・デ・アジェンデ(メキシコ)、サン・セバスチャン(スペイン)、ザルツブルク(オーストリア)、シエナ(イタリア)、ドゥブロヴニク(クロアチア)、ブルージュ(ベルギー)、ケンブリッジ(英国)、レイキャビク(アイスランド)、ゴールウェイ(アイルランド)、クラレンダイク(ボネール)となった。