Routes Onlineによると、OAGのデータで10月17日までの1週間に世界で運航された航空座席数は2019年比29.4%減の7935万1052席となった。
今年2月から回復傾向に転じた後、一時は8000万席を超えた時期もあったが、中国が変異株対応で大幅に運航を制限したことで急減。その後は回復してきたものの、7800万席、7900万席台で足踏みをする状態が7週連続で続いている。
方面別ではアジア太平洋は週によって上下があるものの回復基調。夏に全体を牽引した欧州は緩やかな減少傾向で、北米は微増に転じ、再び欧州を上回った。
国別では、トップ2の米国と中国は19年比14.1%減と5.2%減まで回復しているが、4位の日本は49.4%減で、トップ10では8位のインドネシアの51.9%に次いで回復が遅れている状況となっている。
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