INQUIRER.NETによると、シンガポールが新たにマレーシアとスウェーデン、フィンランドを「ワクチン接種完了トラベルレーン(Vaccinated Travel Lane、VTL)」の対象国に追加した。11月29日から開始するもので、同時に1日あたりの受け入れ人数を4000人から6000人に引き上げる。

またインドネシア、ベトナム、タイ、フィリピンからの入国については出発2日前以内のPCR検査を抗原検査で代替できるように緩和。さらに、これまで高リスク国として判断してきたラオスやインドなど23ヶ国についても、10日間の隔離を専用施設でなく自宅かホテルでできるようにした。

なお、VTLでは11月7日までに1.8万人が入国したが、陽性が発覚したのは17人のみで、1000人に1人に満たない割合となっているという。