LUXURY TRAVEL ADVISORによると、LVMHは今夏に同社にとって初となるパリのホテル「シュヴァル・ブラン・パリ」を開業した。

セーヌ川沿いに1870年に建設された百貨店「ラ・サマリテーヌ」が2005年からの修復を終えて「サマリテーヌ・パリ・ポンヌフ」として再オープンし、9月7日には「シュヴァル・ブラン」も開業した。

ルイ・ヴィトンの銀座並木通り店なども手掛けたピーター・マリノ氏が初めてホテルデザインに取り組み、LVMHの世界観を細部まで表現したという。

72室の客室は、すべて45m2以上の面積で一部はバルコニー付き。独立したドレッシングルームやバスタブなども備える。ルーブル美術館やノートルダム寺院を見渡せる部屋もあるほか、8階と9階のペントハウスを組み合わせて1000m2を超える巨大なスイートルームとして利用することも可能という。

館内には、「シュヴァル・ブラン・サントロペ」のレストランでミシュラン3ツ星を獲得しているシェフが監修するレストラン、1年がかりで制作した渦巻状モザイクを施したスパ用プールなども用意した。