Simple Flyingによると、エアバスは11月13日に今後の航空機の需要見通しを発表し、2040年までに3万9000機の新造機が必要となるとした。このうち1万5250機は旧型機の置き換えで、2040年には運航する多くの機材が新しい世代のものとなる見通しという。

需要はコロナ禍から回復して年率3.9%で成長していく予想。特に、南アジアを中心とするアジア太平洋やアフリカの中産階級の増加が追い風になると見ている。

機材別では、小型のA220とA320が2万9700機で大半を占め、中型機のA321XLRとA330neoが5300機、大型のA350は4000機としている。

なお、この予測はドバイ・エアショーに合わせて発表されたものだが、Simple Flyingによると、同イベントではインディゴ・パートナーズから255機のA321シリーズを受注。インディゴ・パートナーズ傘下のウィズエアーとフロンティア航空など4社でA321neoとA321XLRを導入する計画だ。