Travel Off Pathによると、ロイヤルカリビアンはこのほど世界最大の客船である「ワンダー・オブ・ザ・シーズ」を受領した。

オアシスクラスで5隻目の船で、もともとは2021年内に就航予定だったがコロナ禍で遅れ、現在は来年3月に運航を開始する計画となっている。また、当初は上海をベースとし、アジアを拠点とする初のオアシスクラスとなる予定だったが、アジアの往来制限が厳しい一方で欧米の需要見通しが明るいことからフォートローダーデールへの配船を決めた。

「ワンダー」は全長362mで最大6800人の乗客が乗船可能(乗組員がさらに2400人)で、これまでで最大のシンフォニー・オブ・ザ・シーズを100人上回る。また、船内に8つの「ネイバフッド」と呼ばれる地区を設けているのも特徴となっている。

なお、名称未定のオアシスクラス6隻目は2024年に就航する予定となっている。