TTG Asiaによると、マレーシア政府はC型肝炎の治療薬を安価に提供することで地域内の医療ツーリズム需要の獲得を目指している。
マレーシアは、C型肝炎治療のためにラビダスビルとソホスブビルを併用する治療法を条件付きで承認した世界で初めての国といい、この立場を生かして患者に安価で効果的な治療法を提供する。
なお、マレーシアのヘルスツーリズムからの収益は2019年には17億リンギ(約466億円)であったが、今年は5.2億リンギに減少。2022年の目標も8億リンギに留まり、コロナ前の水準を回復するのは2025年の予想という。