sfgate.comによると、ハワイで観光スポットなどの訪問・利用に予約制が導入されてきている。

オーバーツーリズムの改善を目指す取り組みの一環で、オアフ島のハナウマ湾やマウイ島のワイアナパナパ州立公園は今年から予約が必要となった。またカウアイ島のハエナ州立公園は2019年に、マウイ島のハレアカラ国立公園での日の出鑑賞も2017年に、予約が義務化されているという。

ハワイ・ツーリズム・オーソリティの社長兼CEOは、「海岸線にしても山道にしても、自然資源を消費し尽くしてはならない。その場所が再生するための時間、再生産するための時間を確保しなければならない」と意義を説明したといい、一部の場所での予約必須化により島全体で旅行者の人流を均等化していく狙いだ。

今後も予約が必要になる場所が増えていく可能性はあり、ダイヤモンドヘッドはすでに予約システムの導入が検討されているところ。なお、住民も予約が必要かどうかはその場所によるという。