Simple Flyingによると、イタリアの新フラッグキャリアであるITAエアウェイズが「アリタリア」ブランドへの回帰を計画している。Aviation24.beが報じたもので、社長が考えを披露したという。

ITAエアウェイズは破綻したアリタリアの後を継ぐフラッグキャリアとして立ち上げられ、アリタリアとは別会社であることが求められ、空港スロットの返却やロイヤルティプログラムの入札が認められないことなどの制約が課されたが、ブランドは競売にかけられるも指定の金額では入札がなく、ITAエアウェイズが9000万ユーロで権利を確保していた。

早ければ3月にもブランドの利用を再開する方針で、その場合ITAエアウェイズグループの傘下でアリタリアブランドが運航する形を取る可能性がある。Simple Flyingの記事では、「ITA」ブランドがSEO的観点で競合が多いことからアリタリアブランドの利用は今後の事業に資すると分析している。