Reutersによると、全世界からの旅行者の受け入れ再開を決めた豪州への航空券の予約が大きく伸長している。カンタス航空では、再開を発表した直後に国際線の検索と予約が2倍になったという。

Travel Weeklyによると、トラベルポートのデータでは英国からの予約が最も多くインドやネパール、米国、ニュージーランド、シンガポール、スリランカ、ドイツ、フィリピン、カナダなども上位となった。行き先ではシドニー、メルボルン、ブリスベンの人気が高い。

また、個人旅行が35%を占めているが、これについては隔離が不要になったことを受けて海外駐在員が帰国を計画しているとの分析が示されている。

なお、唯一州境を閉じていた西オーストラリア州も3月3日の受け入れ再開を発表。「G2Gパス」の事前申請などが求められるが外国人の入国も可能となる。