HOTEL NEWS RESOURCEによると、SiteMinderのデータでポルトガルのホテルの予約が初めて2019年水準を超えてきている。2月7日に101.93%となり、以降も19年超えの傾向が続いているもの。
1月1日には61.99%に留まっていたが上昇してきているといい、昨年には20%前後だったところから大きく回復。2月に入った新規予約の73.87%は外国人旅行者によるものだったという。
同期間の他国のホテルは、スペインが19年比80.11%、英国が74.95%、ドイツが55.07%、イタリアが52.86%、マルタが46.91%などとなった。
なお、同メディアはハワイのホテル業績についても紹介する記事を掲載。これによると、昨年第4四半期のオアフ島のホテル稼働率は59%、RevPARは145.39ドルとなり、2019年通年の稼働率84%、RevPAR202.62ドルには及ばないものの、RevPARはニューヨーク、マイアミに次いで米国で3番目の高水準となったという。
アウトリガー・ホテルズ&リゾーツCEOはコロナ禍で需要に大きな波が生じるのが難しいポイントであるとしつつ、目下の状況から「夏にはある程度正常な状態に戻るための推進力になる」と期待を語っている。