View from the Wingによると、ロンドンのホテルで「宿泊客が求めれば支払わないで済む」任意のサービス料を設定する例が出てきている。

記事で紹介されている例はハイアット系列の3軒で、英国ではリゾートフィーやサービス料の表示について厳しいルールが課されているが、これら3軒では予約時には表示しない5%のサービス料を予約確認メールでは加算。「任意」であるとしてルールの適用を逃れている。

ハイアット側は人手不足を理由として説明し、他のホテルでも導入されていると回答したといい、実際にザ・コノートやマンダリン・オリエンタルなどでも徴収されているとのこと。これに対しView from the Wingは、このサービス料について、本来はホテルが労働者に支払うべき賃金の負担を顧客に転嫁するものと批判している。