TTGによると、英国の旅行業界では昨年からすでに人手不足が報じられていたが、ポストコロナへとステージが変わりつつあるなかで、残っていた従業員の退職・転職も増加するとの予測が出ている。

旅行系の人材紹介会社が示したもので、多くの会社が採用を強化するなかでそれに応募して職を変えようとする労働者も増加するとし、年末までに40%前後が新しいポジションを得る可能性があるとのこと。

この背景には、コロナ禍で自分の人生を見つめ直す時間があったこと、さらに自分が勤める会社が従業員をどのように扱うかを目の当たりにしたことがあるといい、在宅勤務や医療や育児関連の福利厚生が重視される傾向も見られるという。