HOTEL NEWS RESOURCEによると、STRのデータでカナダのホテルの利用実績が上向いている。

3月の稼働率は53.3%で、2019年比11.2ポイント減まで回復。RevPARは10.5%減の79.87加ドルとなったほか、ADRは0.7%増の149.73ドルと2019年を上回った。都市部のホテルと空港ホテル以外ではRevPARも2019年を超えており、ADRについては4月に入ってもコロナ前より高い水準で推移しているという。

レジャーに加えて、集会の人数制限などがなくなったことで団体需要や法人需要も回復傾向。州別の稼働率では、ブリティッシュコロンビア州が63.2%で2019年比4.6ポイント減。都市ではバンクーバーが65.7%となったが、12.0%減と完全回復はまだ先の状況だ。

記事では他州の状況や今後の見通しについても紹介されている。