Forbesは5月29日、大麻ツーリズムの現状について紹介する記事を公開し、米国での市場規模は170億ドル(約2.2兆円)に達していることを紹介した。

米国では現在19の州とワシントンDCで娯楽用大麻が合法化されており、今年中にさらにいくつかの州が追加予定。

すでに地元の薬局に案内するツアーや大麻のファームツアーを提供する現地ツアー会社が誕生していたり、ベッド・アンド・ブレックファストならぬ「バッズ・アンド・ブレックファースト」(※バッズは幻覚作用が強いとされる部位のこと)のホテルなども登場。カンナビスとバケーションをあわせて「canna-cation」の造語も誕生しているという。

そして、成人の68%は大麻の使用を支持し、ミレニアル世代の半数は旅行先を選ぶ際に娯楽用大麻が利用可能かを重視すると答えたほか、43%は大麻が合法であることを理由に旅行先を選んだことがあったと回答。また、2021年の合法大麻の販売額250億ドルのうち旅行者の消費額は45億ドルで、それら旅行者は現地経済に大麻以外で126億ドルを落としているとのデータもあるという。

デスティネーション側のマーケティングでは慎重姿勢が強いものの、一部では取り組みを始めるところも出始めている。記事では、そうした状況について詳しく説明されている。

なお、大麻ツーリズムについては米国以外でも脚光を浴びており、The Conversationはカナダでの現状を紹介する記事を掲載。また、旅行業界メディアTravel Pulseも米国を中心に各国の状況を紹介。このほか、The Guardianはタイでのハイエンド大麻ツーリズムの可能性を伝えている