Travel Weeklyによると、マスターカードとクレセントレーティングが「グローバルムスリムトラベルインデックス(GMTI)2022」を取りまとめ、このなかで最もムスリムフレンドリーなデスティネーションのランキングを公開した。
1位はマレーシアで、2位にインドネシアとサウジアラビア、トルコが同率で入った。5位はUAE、6位がカタール、7位にはイランとヨルダン、9位にバーレーン、シンガポール、ウズベキスタンとなった。シンガポールは上位の国々のなかでイスラム協力機構(OIC)に加盟していない唯一の国となった。
非OIC諸国のみのランキングは、シンガポール(1位、以下同)、台湾(2)、タイ(3)、英国(3)、香港(5)、日本(6)、南アフリカ(6)、フィリピン(8)、米国(8)、豪州(10)となっている。
なお、イスラム教徒の旅行者の数は来年に1.4億人、2024年には2019年並みの1.6億人となり、2028年には2.3億人にまで増加して消費額は2250億ドルに達するという。