Skiftによると、ウクライナ戦争が会議などビジネスイベントの開催地の選定に影響を及ぼしている。

ポーランドなどの隣国での開催は、リスクマネジメントの観点からそもそも不可能な可能性があるが、計画から開催までに必要な時間を考慮すると最初は問題ないと思われてもリスクが大きくなっていく可能性もある。

一方、戦争の影響を受ける国や地域を支援したいというニーズも生まれ、その際には隣国で開催する場合のホテル予約時に、同じホテル内に難民が収容されているかを確認する是非などの課題も出てくる。

実際に、展示会の業界団体UFIは欧州の会議を5月上旬にポーランドのポズナンで開催し、会場はあえて難民センターが入る同じビル内を選んだという。また、国際会議の業界団体ICCAもクラクフでの開催を決定した。

記事ではこのほか課題の詳細や開催に向けたヒントも紹介されており、ヒントでは例えば出席者の考えを理解すること、開催地のサプライヤーに相談して現地の状況を正しく把握することなどが示されている。