Travel Weeklyによると、ヒースロー空港は9月11日まで1日あたりの出発旅客数を10万人に制限することを決めた。
航空会社にとっては更なる減便が必要となる。同空港は航空会社に夏の間の座席販売の中止も要請している。
欧米では旅行需要の急増に供給量の回復が追いつかず欠航や遅延が相次いでいるところで、英国では空港使用ルールの一時的な「恩赦」も決まり、これに合わせてブリティッシュ・エアウェイズは大規模な削減を実施。
しかし、ヒースロー空港が航空会社や空港が対応可能な旅客数が1日10万人と見積もっているのに対し、航空会社の計画はいまだ4000席分が超過しているため、その超過分のキャンセルを要請しているという。