米OTAのHopperは8月1日、国内線航空運賃の値下がり傾向を報告し、8月の格安往復航空券の水準はピークとなった5月に比べて25%減の286ドルとなる見通しとした。

これまで燃油価格や高騰や需要の急回復によって運賃が値上がりしていたが、2019年並みに落ち着いたことになる。ただし、9月も300ドルを下回るものの、10月と11月には再び値上がりに転じ、12月には368ドルとなると見ている。

なお、国内線の座席供給量は7月時点で2019年比95%まで回復。国際線は83%に留まっている。米国運輸保安局(TSA)が集計する空港保安検査の通過人数も90%となっており、航空運賃の単価上昇も見て取れる。

レポートでは航空運賃の詳細あホテルやレンタカーの見通しについても紹介されている。