Hospitality Trendsによると、Lodging Econometricsが取りまとめた2022年第2四半期末におけるラテンアメリカ地域のホテル開業計画データで、計画数は555軒、客室数は9万496室となった。
コロナ禍で停滞していた状況が再び動き始めたと見られ、特に早期段階の計画は計画数が前年比43%増の143軒、客室数も26%増の2万室となった。着工済みの計画は254軒・4.7万室で、12か月以内の工事開始予定は157軒・2.3万室だった。
国別で最も多いのはメキシコの211軒で全体の4割を占めた。2位以下はブラジル、ペルー、ドミニカ共和国、コロンビアの順だった。都市別ではメキシコシティ、グアダラハラ、カンクンとメキシコが上位を占め、リマとサンパウロが続いた。会社別ではマリオット、ヒルトン、アコー、IHGの順。
上半期に営業を開始したホテルは38軒で客室数は6961室。通年では110軒に達するとの予測で、さらに2023年には108軒・2万室、2024年は129軒・1.7万室としている。