11月開幕予定のFIFAワールドカップ2022に向けて、カタールの受け入れ体制の準備が進んでいる。

約120万人のファンのほか選手や関係者全員の宿泊施設の確保が課題となっているが、Breaking Travel Newsによると、9月から10月にかけて、Wyndham Grand Doha West Bay Beach、St. Regis Marsa Arabia Island on the Pearl-Qatar、Rixos Gulf Hotel Dohaの3軒の5ツ星ホテルが開業を予定。

Travel Weeklyによると、新設されるホテルやサービスアパートメントの数は合計100を超え、先月にはPullman Doha West BayとDouble Tree by Hilton Downtown Hotelが開業したほか、今後数週間内には Outpost Al BarariとKatara Hills LXR Hotels & Resortsが営業開始予定。クルーズ船や砂漠でのキャンプなども宿泊箇所として確保している。

また、CRISIS24によると、カタール政府は9月1日付けで公共交通機関や医療機関を除いてマスク着用の義務を撤廃。9月4日からは入国要件のうち「レッド国」のリストと隔離ルールを廃止した。

なお、開催を前にすでにカタールを訪れる旅行者の数は増加しており、Breaking Travel Newsの別の記事によると7月の訪問者数は過去最高の15.1万人となったという。