海外の旅行メディアにおける日本の露出が9月中旬から徐々に増え、今日からの水際対策の大幅緩和が決まったことで大きく増加したが、勢いはとまらず海外での訪日意欲の高さがうかがえる。

Travel Weekly AsiaはMilieu Insightの調査結果を紹介し、今後1年間でレジャー旅行を計画しているシンガポール人2000人のうち日本を旅行しているのが34%となって最も高い人気を獲得したことを紹介。セグメント別でもほとんどの層で1位となり、記事のタイトルも「日本はシンガポール人旅行者の流入に備えを」となっている。

ちなみに、同調査で旅行の動機として上位になったのは「リラックス」(86%)、「新しいことに挑戦」(59%)、「家族や友人と絆を深める」(56%)、「自然を満喫」(54%)などだったという。

一方、英国のTTGは「“まともな再開”を来週に控えた日本への需要が上昇中」と題した記事を公開。InsideJapan Toursの「多くの人が日出ずる国へ戻り、多くの人にとって馴染み深い、しかし日本独特の文化を体験したいと切望している」「日本はパンデミックの間も停滞することなく、むしろ良くなっている」などとするコメントを紹介。

また、販売代理店向けに「伝統的な宿に泊まる」「おもてなしの心」「人里離れた場所に行く」「温泉や山間部、武家屋敷を体験する」といった点や手頃さがアピールポイントになるとも伝えている。

このほか、Cruise Industry Newsはシーニッククルーズが2023年の日本クルーズを追加したことを紹介。これによると、シーニックエクリプスでの航海を5コース追加したという。