米連邦航空局(FAA)は現在、航空会社が座席の幅やシートピッチを決定する際に制限を受けるべきかという点についてパブリックコメントを募集しており、旅行系メディアはルールがなければさらに小さく狭くなるとの懸念を伝えている。

travelmarket reportによると、現在は座席のサイズについての決まりはなく、FAAとしては機材ごとの最大定員が搭乗した状態で緊急事態に全員が90秒以内に地上に避難できさえすれば座席のサイズ規定は不要との考え考え。

航空座席のサイズは、1970年代には35インチ(89cm)だったが現在は31インチ(79cm)となっており、座席の幅も1990年代の18.5インチから17インチに縮小しているといい、反対派は規定を設けなければ更なる狭小化に繋がると訴えパブリックコメントの投稿を呼びかけている。