TTGによると、英国の旅行観光系企業による業績予想の下方修正が大幅に増加している。
FTSEに選ばれている旅行観光系企業が第3四半期までに発表した業績予想の下方修正は22件で、2021年の同期間の9件から2倍以上の増加。昨年は通年でも11件ですでに倍増となっている。
今年は特に第3四半期だけで9件となっており、コロナ禍の影響が直撃した2020年2月以来の高水準とのこと。
原因としてはコストの増加を挙げる企業が多く他の業界も同様に影響を受けているが、EYパルテノンでは夏の航空輸送の混乱や生活費の上昇などが先行きへの不安に繋がっていると分析しているという。