HOTEL NEWS RESOURCEによると、アメリカンエキスプレス・グローバルビジネストラベル(AMEX GBT)がこのほど発表した「2023 Global Meetings & Events Forecast」で、調査回答者の3分の2は対面式のイベント数が1年から2年の間にコロナ前の水準に戻ると予想した。
米国では、リモートワークの割合が高いこともあって社内会議や小規模・簡易的な会議の数がすでに2019年を上回っているといい、これはGBTの取り扱い実績でも裏付けされている。
社内会議などはミーティング&イベント(M&E)の分野で優先順位が低く位置付けられがちだったが、GBTでは優先順位の変化によってM&E業界が活躍の舞台とプレゼンスを拡大できると歓迎している。
イベントの形式や規模については、すべての地域で対面式での開催と出席者の増加が予想された。一方、バーチャルとハイブリッド形式での開催については、アジア太平洋地域のみ引き続き重視される傾向が出たという。ハイブリッド開催は全体の約半分、バーチャルは6分の1となる予想という。
レポートではサステナビリティやDEIへの配慮などのニーズについても分析されている。