HOTEL NEWS RESOURCEによると、欧州旅行委員会(ETC)は欧州各国を訪れる旅行者の数が通年で2019年比75%近くまで回復するとの予測を示した。

残りの期間も引き続き需要の回復が続くと見たもので、景気後退やインフレの懸念はあるものの、回復が遅れることはあっても頓挫させられることはないとした。ただし、経済的な問題から域内の短距離の旅行が増える可能性は指摘している。

国別ではドル高の米国からが好調で、トルコではすでに61%増となっているほか、ポルトガルは17%増、リトアニアは7%増、モンテネグロとポーランドではそれぞれ6%増となっているという。