liveandletsfly.comによると、ユナイテッド航空(UA)は社内向けのメモで機内でのアレルギー対応ポリシーのアップデートを説明した。
機内では、周囲の旅客が原因食物を含む食品を食べただけでもアレルギーが引き起こされるリスクはあり、特にナッツやピーナッツのアレルギーについては度々トラブルのもとにもなっている。
UAのメモでは、旅客の深刻なアレルギーについて知った場合は、当人に周囲への告知を希望するかを確認して希望があれば「お近くにお座りのお客様が重度のアレルギーをお持ちとの報告を受けています。皆様に安全で快適にお過ごしいただきたくため、その方が機外から持ち込まれた食品や製品を開けたり食べたりしないことを希望されていることをお伝えする次第です」などと“お願いベース”で説明するよう求めているほか、当人には周囲に“お願い”はするが強制はできず、また機内でアレルギーフリーの専用スペースを設置することも約束はできないと断るべしと書いている。
ちなみに、専用スペースの設置はカナダ発着便についてはリクエストがあれば必ず設置することが義務付けられているという。