ChatGPTなど生成AIが旅行業界で注目を集めているが、ツーリズムマーケティングの世界でも活用が始まっている。
。3月に紹介した通りデンマーク政府観光局は、モナリザや自由の女神など他国のアイコン的存在が「私に会いに来るよりデンマークへ」と視聴者に呼びかけるプロモーション動画を作成。同様にAIと芸術作品の組み合わせに着目したのがウィーン市観光局で、artnet newsによるとエゴン・シーレやグスタフ・クリムト、ブリューゲルの絵画をもとにAIで画像を生成。画像は、バズりやすいよう猫を主役としている。
このほか、Skiftによると英国政府観光庁も米国向けのマーケティング展開のなかで、英国の地方ごとの訛りを真似してもらいAIが判定するキャンペーンを展開。また、ヨルダンもAIによる画像生成を活用している。