緊急事態宣言が明ける少し前から、業界関係者の方々との意見交換の機会をいただいています。一人で当サービスを組み立てて、実際にコーディングまでして形にしていくのもとても楽しく充実感もあるのですが、人と触れ合って意見を交わして得られる気づきや学びは他に代えがたいものがあると実感しています。「三人寄れば文殊の知恵」といいますがまさにその通りで、それを肌身で感じられるようになったのは、人類にとってコロナ禍の数少ないメリットの一つではないかと思います。

昨年11月にビル・ゲイツ氏が「出張は50%減る」と発言して業界を驚かせましたが、それから4ヶ月間も人との関わりが欠乏した状態が続いている今、無駄話だって間接的にはそれほど無駄ではないと感じています。もちろん生存に関わるレベルで不可欠かというと難しく、その意味ですべての出張が復活するとは思えず、また気候変動対策としてもそれで良いと思いますが、数年かけて90%くらいまで戻るのではないかと思い始めています。