マリオット・インターナショナルのCEOがロイヤルティプログラム「Bonvoy」についての考えを披露。PhocusWireが伝えたもので、もともとはポイントを貯めることで無料で宿泊できる点が売りだが、特に若い世代や旅行頻度の低い世代では十分なポイントを貯めるのが大変で会員になるほどの価値がないとの感覚が広がっているとのこと。

これに対してCEOは、ポイントと宿泊を交換するのが大前提の取引的なプログラムから、「体験」の価値上昇も踏まえたより「エモーショナル」な関係を会員と築けるプログラムへの進化を望んでいると説明。一例として先日のエミー賞でレッドカーペットを歩ける体験を多くの会員が利用したこと、スターバックスやユナイテッド航空や大手クルーズ会社などとも提携していることなどを紹介したという。記事では担当幹部の話や今後への期待などについても記されている。