海外メディア「HOTEL NEWS RESOURCE」によると、感染が急増し往来再開の計画に悲観論も出ているタイだが、調査会社GlobalDataの予測としてはこのまま前に進められる可能性が高そうだ。

 タイの感染者数は4月11日に967人、翌12日に985人と2日連続で過去最高を更新。発表済みの段階的な観光客の受入再開計画に悲観論も出ていた

 しかし、苦境のタイ経済にとって観光業の復活は急務であり、足踏みはすればするほどダメージも大きくなる。さらに、計画の第1段階として予定される「プーケットに限定してワクチン接種済み旅行者の隔離を免除する」であれば、島民の70%のワクチン接種さえ完了すれば、国全体の感染状況とは関係なく実現可能であることから、政府が前向きに進めるだろうとの予測だ。

 なお、タイの国内旅行ではソンクランに合わせたホテル予約が大量にキャンセルとなるなどすでに影響が出ている。