BBCなどによると、シンガポールと香港間のトラベルバブル「Air Travel Bubble(ATB)」が5月26日から開始される計画であることが発表された。往来可能な人数など制限は設けているものの、豪州/ニュージーランドのトラベルバブルに続くもので、観光のリカバリーに向けた最初の一歩となる。
シンガポールと香港間のトラベルバブルでは、最初の2週間はフライトを毎日1往復のみに限定して渡航可能な人数を最大200人に設定。出発前72時間以内と到着時の検査や接触確認アプリのダウンロードも義務化した。
また、香港からシンガポールへの訪問についてはワクチン接種も条件としたほか、経路不明の市中感染数がどちらか一方でも7日間平均で5人を超えたら最低2週間は中止としている。
両国・地域のトラベルバブルは、他国に先駆けて昨年後半に話が進み当初は11月に開始予定だったが実現直前に無期限での延期が決まり、さらに4月22日に開始日などを発表すると見られていたがこちらも延期されていた。