アラスカ州、アンカレッジ空港が日本などアジア路線に意欲
もともと地理的優位性から貨物のハブとして成功してきていたが、同様に旅客便の獲得も目指したい考え。
ターゲットは日本や韓国で、最も近い米国線(東京から約6時間半)として大自然を楽しめるデスティネーションとして訴求するとともに、他州との組み合わせにも便利な立地であることを打ち出していく。
もともと多いオセアニアからのアラスカクルーズへの乗船客や、アラスカ州に住むフィリピン人などのVFR需要もあるとアピールしている。
アラスカ航空と同じワンワールドに加盟する日本航空と、アシアナ航空を吸収して機材が増え、さらにアラスカでの存在感を増すデルタ航空と共同事業も実施する大韓航空は可能性がありそうな一方、レジャー中心でイールドが低い割にワイドボディ機が必要になるなど課題も。