TTG Asiaによると、スリランカがワクチン接種済みの旅行者について隔離なしでの受け入れを再開した。到着時にPCR検査を実施し、その結果が出るまでの最長24時間はホテルに滞在する必要があるが、陰性であれば自由に行動可能。未接種の旅行者は14日間の隔離が続く。

一方、Hospitality Netは、” target=”_blank” rel=”noopener”>スリランカの観光産業が持つポテンシャルについての記事を掲載。これによると、2019年段階で観光産業は同国のGDPの10%、雇用の11%を占めたという。

2010年に登録されていたホテルは113軒9377室だったが、2020年には156軒1万4232室となったほか、この数年間でコロンボ空港などへのインフラ投資も盛んだ。

ただし、そうした成長、開発はコロンボなど主要エリアに限定されており、未だポテンシャルは大きい。

例えばモルディブでは、1970年代にはたった3軒のリゾートしかなかったところから、国際線や外国資本の誘致、需要の地理的な分散化、多様な客層を引きつける宿泊施設の開発などにより、現在では130軒を超えて年間170万人の旅行者を受け入れているまで成長しており、あるいはモーリシャス、ドバイ、シンガポールなどの先行例が参考になるはずだという。