Skiftによると、デルタ航空は今週、「#FavoriteTripChallenge」のハッシュタグで動画投稿を呼びかけるキャンペーンを開始。TikTokとの提携により、開始36時間で1950万回再生されている。

トランプ政権下でTikTokの不確実性が高まったためしばらく活用の動きが停滞していたが、それでも費用をかけずに自前で投稿する例はユナイテッド航空マリオットのボンボイ。などで見られていた。

そうした中で最近は正式にTikTokと手を組む例が増えてきており、アメリカン航空はこのほど飛行中に最大30分まで無料でWiFiに接続してTikTokを視聴できるようにしたほか、Expedia傘下のHotwireも5万ドルのプライベートジェット旅行を賞品にして「#HotwireHotelGoals」のハッシュタグで動画投稿を呼びかけ、インフルエンサーも起用してこれまでに117億回の視聴を稼いでいる。

TikTokにおけるトップインフルエンサーと共同でこうした「ハッシュタグチャレンジ」を実施する場合、6桁(10万ドル超)の予算を要するという。ハッシュタグチャレンジは、他にもOrbitzが「#travelasyouare」で実施しているという。

記事中ではこのほか、「#Travel」や「#tiktoktravel」などのハッシュタッグの人気度合いや、TikTokを活用する上での課題、成功例や失敗例なども紹介されている。