カリフォルニア観光局は1月25日、東京で2年ぶりとなる対面式の業界イベント「クラブ カリフォルニア・コネクテッド」を開催した。午前中の旅行会社の部には約40名、午後のメディアの部には約30名が参加。「スポーツとウェルネス」をテーマとし、現地在住の関係者によるライブセミナーを実施したほか、カリフォルニアを感じられるアクティビティも用意して参加者の交流をはかった。

セミナーでは、ロサンゼルス在住でブランディングプロデューサーとして活躍する槙野雄介氏がゲストスピーカーとして現地からプレゼンテーションを実施し、スポーツについてはサーフィンとスケート、そして注目の高まる電動自転車の3つをテーマにトレンドなどを紹介。また、デスバレーやセコイア、ヨセミテなどの自然を満喫できる観光素材も取り上げた。

このうち、例えばサーフィンでは最近女性のサーファーが大きく増えているほか、「ソフトボード」というケガをしにくくメンテナンスも簡単なボードが登場したりシャワー付きのレンタカーが利用可能になるなど「裾野が広がっている」という。また、東京オリンピックで堀米雄斗さんが活躍したことなどで注目が高まったスケートについても、スケートボードパークなどの情報を提供した。

また、FAMツアーのスケジュールに合わせて動画などにより現地の情報を紹介する「バーチャルFAM」形式のプレゼンテーションも実施。グリフィスパークのトレイルやウォルト・ディズニーに影響を与えたというメリーゴーランド、ビーチヨガ、エンジェルスの試合観戦、新ホテルなどの開発計画などの情報を提供したほか、スポーツについては例えばBNPパリバ・オープンの試合会場をセンターコート以外であれば25ドルで借りられること、ウェルネスについては25軒を超えるスパリゾートがあったり美しい星空を鑑賞できるツアーがあることなどを説明した。


このほか、途中にはヨガ体験の時間も設けるなどして、出入国の制限が残るなかでも現地の雰囲気を感じられるように工夫していた。

この記事は、当ウェブサイトとメールマガジンの運営にお力添えいただいているカリフォルニア観光局のご協力のもと掲載しています。媒体の認知度向上などにご助力いただける場合は喜んで情報発信のお手伝いをさせていただきますので、お問い合わせフォームよりご連絡いただければ幸いです。