Simple Flyingによると、フィリピン航空は不正アクセス被害に遭い数千人分のロイヤルティプログラム会員の個人情報が流出した。

契約するITプロバイダーの1社であるAccelyaが攻撃され、2015年から2017年にかけて登録した会員の氏名や生年月日、性別、国籍、入会日、ポイント残高、ステータスレベルなどの情報が盗まれたという。

ITプロバイダーが保有する情報が狙われるケースは増えており、2021年にはSITAで不正アクセスが発生し、ブリティッシュ・エアウェイズやキャセイパシフィック航空、エア・インディアなど数百万人分の個人情報が漏洩している。