The Nationalによると、アブダビ政府は航空ハブとしての地位向上を目指してエティハド航空の親会社であるエティハド・アビエーション・グループを政府系ファンドのADQに譲渡した。ADQはアブダビ空港やウィズエア・アブダビなどの航空事業も展開している。

またエティハド・アビエーション・グループはCEOの交代を決めた。前CEOのトニー・ダグラス氏は退任し、新たにTAPポルトガル航空のCEOだったアントノアルド・ネヴェス氏が任命された。

ダグラス氏は2018年からエティハドの再建に取り組んでいたが、最近ではサウジアラビア政府が設立を計画している新航空会社「RIA」のCEOとして名前が上がっていたところ。Arabian Businessによると、RIAはダグラス氏以外にも少なくとも3人のエティハド幹部を引き抜く予定という。