Skiftによると、エクスペディアはこのほど障害者や黒人、女性、LGBTQなど旅行の際に特有のハードルに直面する可能性のある層へのサービス提供を目指すスタートアップ企業12社の支援を発表した。
これは昨年発表した、旅行流通を広範かつ包括的ににサポートしようとする「オープンワールド」の新戦略の一環で、アクセラレータプログラムに応募のあった数百件の候補の中から選出したという。
エクスペディアの発表ページを見てみると、選ばれたのは「Be My Eyes」「Becoming rentABLE」「Flywallet」「GeoSure」「Geen Book Global」「Greether」「Handiscover」「iAccess Innovations」「misterb&b」「Sociability」「SoloTrvlr」「Wheel the World」の12社。
例えばBe My Eyesは視覚障害者を世界中のボランティアや事業者と結びつけるプラットフォームを構築。Becoming rentABLEは民泊のバリアフリー化をテーマに掲げ、Geen Book Globalは映画にも取り上げられた黒人向け旅行ガイド「グリーンブック」のような口コミサイトを立ち上げている。
エクスペディアのページ中では各スタートアップのサービス概要やサイトへのリンク、さらに選出されたスタートアップを支援するエクスペディア側のメンターのリストなどが確認可能だ。