古巣のトラベルビジョンがJATAに物申した旅行会社へのインタビューを掲載していて、久しぶりに刮目して読みました。もともとはSkiftが書いた記事を当メルマガでご紹介したところトラベルビジョン経由で火がついた形で、これまでであればもしかしたら見過ごされたかもしれない課題に光を当てられたことは嬉しく思います。

当メルマガで最初に掲載した後に広報室から連絡があり、やり取りの中で「当協会の活動をご理解いただくよう努める」というご説明もあったわけですが、上述の記事を読む限り残念ながら思った通りにはいっていないようです。

私が旅行業界に入った2007年の7月にJATAの事務局長が交代されているのですが、その時の記事でも退任される石山醇氏の言葉として「中小旅行会社との対話を重視せよ」と書かれています。そして、後任の奥山氏はたしかにそのバトンを受け取って努力されようとしたにもかかわらず、たった3年間で退任となりました。

歴史は繰り返すといいますが、記事の最終パラグラフは今の状況にも驚くほど当てはまると感じるのは私だけでしょうか。