妻が看護師なのですが、最近転職サイトから月給120万円の案件が送られてきたそうです。50万円くらいはすでに珍しくないらしく、それを聞いて「焼け太り」の言葉が思い浮かんでしまいました。

もちろん医療者の仕事の厳しさやリスクは配偶者としても理解していますし、応募者が少なければ給与が高くなるのは当然なのですが、妻の職場は「今日は暇だった」などと言う日もあり、十把一絡げに「医療崩壊」の言葉でくくられ恐怖ばかりが煽られる現状は残念に思います。

飲食店や宿泊施設はその苦境が同情的な視点で扱われ、特に前者は条件次第で「協力金バブル」を享受できたりしているのに対して、旅行会社はまるで忘れ去られたようで、飲食店のように炎上覚悟で営業しようにも海外旅行では売れるものが皆無。GoToのあり方を見直す話は出ているものの前が前なので、期待してよいものかどうか。コロナさえ終われば当分パンデミックは起きない、という確証もなし。

さらに地震だなんだと考えはじめると、これはもう別の道を考えられる人はそうした方が得策なのではないかと思えてきます。