今日の注目ニュースでは、CIQに関するテクノロジーの話題を取り上げています。
「コモンパス」と「IATAトラベルパス」（とその他）の開発競争はお知らせしていますが、コモンパスはこのほどマイクロソフトやオラクル、セールスフォースが手を組んで標準規格を確立する計画を発表しており、傍目からは更に一歩前進したように感じられます。対するIATAも進捗の速さを強調しており、確かに航空業界における基盤をすでに持っている強みは大きいはずですが、果たしてどうなるでしょうか。
今回のシンガポール出張でも、検査結果を含めた紙の書類の管理や中途半端にデジタル化されたプロセスの煩雑さに絶望的な気分となりました（オンラインで申請して結果を印刷したりオンラインで回答した質問と同じものに紙でも答えたり）ので、こうした進歩は大歓迎です。
おそらくコロナ後の旅行において、特にCIQ関連では顔認証技術の向上も含めて劇的な変化が起きるでしょう。この点については、コロナによる数少ないポジティブな影響と考えて良いと思います。
