TTG Asiaによると、デスティネーション・アジアの元役員や幹部が共同で新たなDMC「アジア・コンシェルジュ」を立ち上げた。

きっかけはデスティネーション・アジアのDnata Travel Groupへの売却が2020年末に完了したことで、コロナ禍もあって当時のCOOや創業以来のパートナーなどの役員、株主らがデスティネーション・アジアを離れ、新会社を立ち上げた。公式サイト上の資料によると、ベトナム、タイ、インドネシア、カンボジア、ラオス、ミャンマー、中国への旅行を取り扱う。

古巣との競合ではなくDMCのビジネスモデル刷新と富裕層向けアジア旅行の変革を掲げており、マスツーリズムからの脱却や地方分散、オーセンティックな旅行体験などに注力していきたい考え。

なお、現在のスタッフ数は35名で年末までに50名hの拡大を目指す。