金曜日の朝に成田に到着して抗原検査を受けたら陽性反応が出て強制隔離となり、幸運にも翌日受けられたPCR検査で陰性となって退所するという超絶レアな体験をしてしまいましたが、現在は通常の規定に従って自宅での自主隔離に入っています。本当に色々あり個人的に思うところもあれこれあるのですが、防疫体制についてはちょうどシンガポールでの体験との対比もあって課題は大きいと感じました。

詳細はまた別途まとめますが、現場の皆さんが身を粉にし心をすり減らして職務にあたっている様子は感じた一方で、信頼性がPCR検査より低いとされる抗原検査1回で入国の可否を判断し陰性なら性善説の14日間隔離、という現在の仕組みでウィルスの流入を高い水準でコントロールできるとは素人目ながら思えません。

また、私のような偽陽性でも隔離されてしまうと通常だと7日後まで検査は受けられず、汚名をすすぐ機会が与えられないというのも海外渡航の心理的ハードルを極めて高くしますし、こんなようでは残念ながらレジャーを含むまともな往来再開は相当先だろうと思われます。